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八重歯、乱抗歯(らんぐいば)
歯が重なり合っている状態を叢生:そうせい(乱ぐい歯、八重歯なども含まれる)といいます。叢生の場合、犬歯が飛び出している場合も多いですが、普通、犬歯は抜かず、隣の第一小臼歯、上下4本を抜いて矯正することが多くあります。こういう歯並びの人は、全体に歯ブラシが行き届かないので、歯肉炎になっている。
【主訴】
「八重歯が気になります。小さい頃はまわりのひとたちから、かわいいわねなんていってもらっていたんですが、おとなになってからはどうも"ドラキュラ"のイメージがあって、なんとかしなくてはと思うようになりました。八重歯だけでなく、乱杭歯のほうも一緒に治したいと思います」
【症状】
全体に乱杭歯の状態で、上の両側の犬歯が歯列から飛び出す八重歯となっています。

もっと詳しく解説! 裏側矯正=自分の歯で治す、八重歯、叢生、乱杭歯

もっと詳しく解説! 差し歯=白いセラミックで短期間に治せる、八重歯、叢生、乱杭歯

歯が重なり合って、口の中がでこぼこしています。見た目もよくありません。 上下の歯がしっかり咬み合わされていません。これではよく噛めません。
この方も叢生(そうせい)
 
 歯とあごの大きさの不調和が大きいときには、〈舌側矯正〉で歯を移動するスペースを確保するために、抜歯して歯の数を減らすことが必要となります。
 ただし、この患者さんのように犬歯の八重歯であっても、犬歯そのものを抜くことはしません。そのすぐ奥にある小臼歯上下・左右の計四本を間引きします。これは、歯根が長くてかみ合わせのためにも重要な犬歯を残しておくためと、口もとが貧相になってしまうことを避けるためです。
 小臼歯を抜いてしまうのは、治療する歯に近く、笑ったときにも比較的見えない位置にあるという理由からです。


 「歯」そのものが「顎に生えきれない」、あるいは「顎にきれいに並びきれない」ことで 上記のような不正咬合をつくる可能性が高いことはおわかりいただけたと思います。さらにもう少しくわしく説明しましょう。歯が乳歯から永久歯に生え変わるとき、通常、最初は上下の前歯から生え変わります。 その時点で乳歯より永久歯は大きいのがあたりまえです。基本となる顎のスペースが小さ すぎたり、歯列が小さいと、最初に生える永久歯前歯4本がそれなりの場所を占めてしまうので、あとから生える永久歯のためのすき間がすでに埋まってしまい、永久歯は前に生 えた歯の内側か外側に生えるしかありませ ん。しかもまっすぐに生えようとすれば歯と歯がぶつかりますし、前の歯の根もしっかりあるので、舌や頬に向かって斜めに生えるしか手はなくなります。当然、歯並びはガタガタ、隣どうしの歯が重なり合ったり、先がとがっている犬歯が歯列から外側、つまり唇の方向に飛び出す八重歯になったり、前歯が飛 び出すいわゆる出っ歯になります。

八重歯、乱抗歯(らんぐいば) 出っ歯 受け口 かんでいるのに前歯が閉じないオープンバイト すきっ歯
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